白内障とは、目の中にある水晶体が白く濁って光が目の奥に届きにくくなるために視機能が低下する病気です。多くは加齢性の変化ですが、糖尿病やアトピー性皮膚炎等の全身疾患に伴う場合もあります。
自覚症状はまぶしさやかすみで始まり、徐々に視力が低下します。そして、日常生活に不自由が出てきたら手術の適応となります。
当院では毎週火曜日、金曜日の昼に日帰り白内障手術を行っています。
手術は局所麻酔で行い、手術時間は約10分です。通常は点眼麻酔のみで行い痛みはほとんどありませんが、痛みが不安な方はテノン嚢下麻酔(白目の奥に麻酔薬を流し込む方法)で手術を行います。
超音波水晶体乳化吸引術

眼球を切開し、水晶体の前嚢を切り取る。


水晶体の核と皮質を超音波で砕き、吸引して取り出す。
後嚢とチン小帯は残す。


残った後嚢の中に、眼内レンズを挿入する。
白内障手術をご希望の患者様は、『日帰り白内障手術の流れ』をご覧下さい。